BTC_トランザクション

ビットコインのトランザクションは以下コンポーネントで構成される

1. バージョン（4バイト）
2. インプット :from　（最初に何個インプットあるか指定されている）
3. アウトプット :to （最初に何個アウトプットあるか指定されている）
4. ロックタイム :いつトランザクションが有効になるか

#トランザクションのイメージ
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通常は1で、2になる場合もある。4バイトのリトルエンディアン（小さい位から並べる）。

#バージョン1の場合
01000000

インプットは前のトランザクションのアウトプット

• 前に受け取ったビットコインへの参照
• 支払う本人のビットコインであるという証明（ECDSA）

インプットは1つ以上のインプットが含まれる

例：70ドルの食事1回を100ドル紙幣で払うか（インプット1）、50ドル紙幣と20ドル紙幣で支払うか（インプット2）

インプットの数は、バージョンの次からvarint（可変長整数）を使用する

可変長整数について、以下参考リンク

可変長整数エンコーディング - MOXBOX

いくつかの可変長整数エンコーディング実装について。このページの話題は任意精度整数演算ではなくデータ圧縮の目的で整数値をエンコーディングする方法である。 Protocol Buffers の可変長整数は 0 に近い値が多いサイズ効率が高くなるように設計されている。まず整数全体のビットを下位から 7 ビット単位に分割してそれぞれ 8 ビット幅に格納し、それぞれのバイトの最上位ビットを最上位バイト以外で 1 とする。このバイト配列をリトルエンディアンとなるように配置を入れ替えたものが Protocol Buffers の可変長符号無し整数エンコーディングである。 具体例で示すと 0x000A0B0C = 638,188 = 0b10100000101100001100 を Protocol Buffers の可変長整数としてエンコードすると以下のように 0x8C9628 となる。 00001010 00001011 00001100 .0101000 .0010110 .0001100 // 1. 7bit 単位で再配置 00101000 10010110 10001100 // 2. 最上位バイト以外の最上位ビットを 1 に設定 10001100 10010110 00101000 // 3.

https://hazm.at/mox/algorithm/encoding/varint.html

各インプットは4つのフィールドで構成される

最初2つは前のトランザクションのアウトプット、あとの2つは前のトランザクションアウトプットが支払われる方法

• 前のトランザクションID（前のトランザクションのhash256、32バイトのリトルエンディアン）
• 前のトランザクションインデックス（何番目のアウトプットの情報か、4バイトのリトルエンディアン）
• ScriptSig
• シーケンス（4バイト、滅多に使われない？現在無効？a）

アウトプットはvarint形式のアウトプット数で開始し、以下のフィールドをもつ

• 額（単位はsatoshi⇒1ビットコインの1億分の1、8バイトのリトルエンディアン）
• ScriptPubKey（可変長フィールドで、先頭にvarint形式のフィールド長がある）

トランザクションを遅延させる方法

ロックタイムが500000000以上の場合はUNIXタイムスタンプとなり、500000000未満の場合はブロックナンバーとなる。

ロックタイムを超えるまでブロックチェーンに入ることはできない（アウトプットを使用できない）

4バイトのリトルエンディアンの値

トランザクション手数料はインプット合計額からアウトプット合計額を引いたものになり、 マイナーをこの差額を手に入れる インプットには額のフィールドがないので、額を探す（前のトランザクションを検証する）必要がある